リモートワークによる家庭環境の変化
保護者が自宅でのリモートワークになると、不登校の子どもとの関係が難しくなるケースがあります。
特にリモートワークになるお父さんにお願いします。
学校に行くのが辛い子どもたちを絶対に叱らないでください。
不登校で、ふとんから出られない状態の時、無理に布団を引き剥がしたり部屋から引き出そうとしてはいけません。
学習を強制してはいけません。学校に行かないお子さんそのものを認めることが必要です。
敏感すぎるから傷つき易いからダメなのではなく、子どもを守らない学校や社会を変えるべきなのです。
そして、子どもの話を聴くことが大切。 不登校の子どもが少し元気になり始めると、とても高い目標をたてがちですが、否定せず、うんうんと聴いて、しからず、怒らないで、好きなことややりたいことだけやればいいんだよと考えておくのも、周りの大人たちにも必要な心得かもしれません。
不登校・登校拒否は、子どもが悪いのではなく、 子どもを守れない学校や社会、政治、大人たちが悪いんです。 子どもは絶対的に守られるべき存在です。日本は子どもの権利条約に批准していますが、まだまだ条約に則った法整備が進んでいません。大人の意識から、 子どもファーストの社会に変えましょう。
今の学校はとても危険なところだから、無理して行かなくてもいい。 子どもファーストで命を守ってください。
不登校保護者会事務局・発起人 郡司真子