不登校の女の子が性被害に遭ってから立ち上がるのを助けてくれた動画
フリースクール性被害裁判の原告女性の提言をご紹介していきます。
不登校の女の子が性被害に遭ってから立ち上がるまでに助けになった動画の一覧です。
不登校保護者会では、先日のフラワーデモに参加した有志と、事務局の保護者たちで、実際に動画を見て勉強しました。それぞれの動画には、私たちの感想もまとめてあります。
1.『Concent for kids -it's tea(日本語版)』
- 子どもバージョンは初めてみました。
- 同意の子供版いいですね。
2.『言葉にならない痛みがある 子どもを性被害から守る 〜One is too many.〜』
- NO! GO! TELL!は子供に教えたいです。
- 学校で教えないし不登校の子はなかなか知る機会がない。
3.『Concent-it's tea(日本語版)』
- これ知ってます。紅茶の例えの動画、前にバズってましたね。とてもわかりやすかった。
- 発達の子に紅茶の喩えは微妙ですね。紅茶は紅茶、性交は性交、の方が間違いがないかもしれません。
- 紅茶の喩えで理解が深まる子が、大人もですね、大半だとは思います。私自身は最初みたときとてもよくできた動画だと思いました。
4.『性暴力を受けている子どもたちへ(第2版)』
※この動画の最後に出てくる電話番号は前に使われてたもので、2015年7月から、児童相談所(じどうそうだんじょ)全国共通ダイヤルは「189」番になりました。
- 絵が可愛くて気持ちが暖かくなる。大丈夫、助けてくれる大人たちは必ずいます。
- でも相談先に学校は、あかん、ダメすぎる。病院はどこでもいいわけではなくて、専門の医療機関が必要。
- 警察は塩対応されてしまう恐れもありますが、刑事事件にしないと処罰できないので、そのための相談先ですね。
- 相談先に親や家族が入っていないのですね。家族からの加害が多いということなのでしょうか。スクールセクハラの場合はまず家族に相談してほしいなとは思います。
- 相談先としてはスクール・セクシュアル・ハラスメント防止全国ネットワーク(SSHP)や、SARC東京、神奈川にはかならいん、大阪には被害者支援アドボカシーセンターなど全国にあります。
この動画を作ったChild First Lab.のサイトには相談先のリストもあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
動画全般をみての感想より
- 大人ひとりひとりがいったいどうしたら、子供たちが安心して過ごせる社会になるんだろう…と、なんだか絶望的な気持ちです。これ自分のトラウマもいろいろとえぐられますねぇ…
皆様からのご意見をお待ちしております。
次回は、「性被害に遭った不登校の女の子が立ち上がるのを助けてくれた絵本たち」と題して、フリースクール性被害裁判の原告女性による推薦図書をご紹介していきます。